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全固体電池の基礎と実用化に向けた最新技術・研究動向【LIVE配信】
2021-05-12
主 催 株式会社R&D支援センター
日 時
2021年05月12日(水) 10:00~16:00
※本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
※本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
聴講料 1名につき 55,000円(税込、資料付き)
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
計55,000円(2人目無料)です。
講 師 大阪府立大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学)
作田 敦 氏
【ご専門】
全固体電池材料、無機材料化学
◆受講証及び請求書は、株式会社R&D支援センターよりお送りします。
◆受講料は、銀行振込にて、原則として開催日までにお支払い下さい。
◆お申し込み後はキャンセルできません。
ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
◆受講料は、銀行振込にて、原則として開催日までにお支払い下さい。
◆お申し込み後はキャンセルできません。
ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
◆必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。化学、材料、電池に関するご経験がある方の方がより内容を理解しやすいと思います。
◆習得できる知識
・全固体電池材料の考え方が分かるようになる。
・固体電解質の導電率測定の概要が分かる。
・全固体電池の技術動向の概要が分かる。
・固体-固体界面構築についての考え方が分かるようになる。
◆趣旨
本セミナーでは、全固体電池材料の基礎と実用化に向けた研究動向を概説します。
メカノケミカル法や液相合成法を用いた硫化物系固体電解質の合成、常温加圧焼結現象を用いた全固体電池の構築、電気化学的手法を用いた全固体電池材料の解析、シート型全固体電池の試作など、材料化学の観点から硫化物系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池の研究を概説します。
全固体リチウム-硫黄電池、酸化物型全固体電池、全固体ナトリウム電池の最先端研究については、講師の研究成果を紹介します。
◆プログラム
1. 全固体リチウム二次電池の考え方
1-1. リチウムイオン電池の基礎
(1) 充放電曲線の読み方
(2) サイクル特性の図の読み方
1-2. 全固体リチウム二次電池の構造
1-3. 全固体電池の種類と特徴
1-4. 全固体電池の動向
2. 固体電解質の考え方
2-1. 無機固体電解質の種類と特徴
2-2. ガラス、超イオン伝導性結晶、ガラスセラミックス
2-3. 固体電解質のイオン伝導度測定(演習)
3. 硫化物系固体電解質の合成法
3-1. 固相反応法
3-2. メカノケミカル法
3-3. 液相法
4. 固体界面構築の考え方と評価解析事例の紹介
4-1. 錠剤型全固体電池(全固体ハーフセル)の作製方法と使用材料
4-2. 全固体電池の内部抵抗解析 (電気化学インピーダンス法)
4-3. 電極-電解質間の電極反応の高速化 ~固体界面での副反応とその抑制~ (TEM)
4-4. 理想的な電極構造についての基本的な考え方
4-5. 固体電解質の機械的特性① 固体電解質の成形I(軟化融着)
4-6. 固体電解質の機械的特性② 弾性率測定 (超音波パルス法、圧縮試験)
4-7. 固体電解質の機械的特性③ 固体電解質の成形II(常温加圧焼結) (断面SEM観察)
4-8. 常温加圧焼結による室温プロセスによる全固体電池の作製
4-9. 電極複合体のイオン及び電子伝導度測定 (直流分極法、交流インピーダンス法)
5. シート型全固体電池の試作
5-1. 電極および固体電解質のシート化手法と注意点
5-2. シート型全固体電池の試作
6. 酸化物系固体電解質を用いた全固体電池
6-1. 高成形性酸化物系固体電解質
6-2. 高成形性酸化物系電極活物質
7. 全固体リチウム-硫黄二次電池の材料開発
7-1. 硫黄―炭素複合体
7-2. 硫化リチウム系正極活物質
7-3. 遷移金属多硫化物
7-4. 電極-電解質二元機能物質
7-5. 全固体電池における金属リチウム負極
8. 全固体ナトリウム二次電池
8-1. ナトリウムイオン伝導性固体電解質
8-2. 全固体ナトリウム-硫黄電池
【質疑応答】