エコロジー、その他の分野の調査レポート&セミナー
プラスチック資源循環の現状とリサイクル技術の動向・課題【LIVE配信】
2026-07-24
主 催 株式会社R&D支援センター
日 時 2026年07月24日(金) 13:00~16:30
※本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
聴講料 1名につき 49,500円(税込、資料付き)
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
講 師 環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表 博士(工学) 位地 正年 氏
兼務:神奈川大学 非常勤講師、難燃材料研究会 副会長など
【専門】高分子材料
◆受講の詳細や請求書等は、株式会社R&D支援センターよりご案内します。
◆受講料は、銀行振込にて、原則として開催日までにお支払い下さい。
◆お申し込み後はキャンセルできません。ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
◆受講対象・レベル
・プラスチック関係のメーカーや商社に勤務する技術系の初級から中級者
◆習得できる知識
・世界や日本でのプラスチックの資源環境問題と対策・規制の動向
・プラスチックのリサイクル技術(マテリアル、ケミカル、サーマル)の内容・開発動向・課題
◆趣旨
プラスチックスに関して、海洋汚染に加え、資源問題が顕在化しており、この対策としてリサイクルの推進が重要となっています。
そこで本セミナーでは、世界や日本での廃プラスチックの発生や海洋汚染の状況、これに対する各国の取り組みや規制の動向、特に欧州での自動車や飲料容器の最新規制を解説します。さらに、今後のリサイクルの中核となるサーキュラーエコノミーの意義や対応状況について説明します。そして、実際のリサイクル技術として、マテリアル、ケミカル、サーマルに関する具体的な内容を詳細に説明します。
特にトピックスとして、自動車用プラスチックのリサイクル、PETの酵素分解、さらに、熱硬化性樹脂の特殊溶媒での分解について述べます。さらに、講演者による電子部品用エポキシ樹脂複合材のマテリアル・ケミカルリサイクルの開発事例も紹介します。
最後に、今後の展望として、プラスチックの資源環境問題の解決に寄与できるサーキュラーエコノミーに対応した総合的なリサイクルシステムについて述べます。
◆プログラム
1.プラスチックの環境問題と対策・規制の現状
1-1 プラスチックの種類と用途、生産規模
1-2 環境問題と対策・規制の動向
(1) プラスチックの環境問題の状況(廃棄物発生量、海洋汚染の状況)
(2) 各国の対策・規制の動向(日本、欧米、中国、他のアジアなど)
(3) サーキュラーエコノミーでのプラスチックの対応
・サーキュラーエコノミーの意義(物質の循環から価値の循環への転換)
・プラスチックでの対応の有り方と具体例(モノマテリアル化、アップリサイクル)
2.プラスチックのリサイクルの技術動向
2-1 技術分類とリサイクルの状況(日本、世界)
(1) マテリアル、ケミカル、サーマルリサイクルのポイント
(2) 日本と各国の処理方法やリサイクルの動向
2-2 各リサイクル技術の内容と開発動向
(1) マテリアルリサイクル
・リサイクルプロセスのフローと具体例(PETボトル、家電など)
・選別・分離技術(比重分離、静電分離、分光選別など)
・水平リサイクル技術 (不純物の含有基準、劣化度の簡易評価、物性回復剤、物性回復用の混錬押出機)
・カルケードリサイクル技術(容器包装材や塩ビ製品での対応、路盤材での利用など)
・トピックス:自動車用プラスチックのリサイクル(特定部材、シュレッダーダスト用)
(2) ケミカルリサイクル
・製鉄原料化、ガス化、油化、モノマー回収の技術内容と具体例
・ハロゲン含有プラスチック(臭素系難燃剤含有プラスチックや塩化ビニール)の脱ハロゲン化の前処理技術
・トピックス1:プラスチックの酵素分解 (研究動向、PET用の実用開発)
・トピックス2:熱硬化性樹脂の溶媒分解 (エポキシ樹脂硬化物の特殊溶媒中での分解技術の動向)
(3) サーマルリサイクル
・セメントキルンによる処理など
3.開発事例の紹介;エポキシ樹脂複合材のマテリアル・ケミカルリサイクル
3-1 プリント基板廃材の粉砕・分離による硬化樹脂・ガラス繊維粉の回収と利用
3-2 ICモールド材の成形残のリサイクル
・粉砕物の水平およびカスケードリサイクル
・熱分解によるシリカフィラーと難燃剤(臭素化合物、酸化アンチモン)の回収
4.まとめと今後の動向
・サーキュラーエコノミー対応の総合的なリサイクルシステムの構築
・今後の課題、など
質疑応答
