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半導体分野の調査レポート&セミナー

MLCC(積層セラミックコンデンサ)の基礎と大容量/小型化設計/信頼性評価【LIVE配信】
2026-04-28
カテゴリ:半導体
主 催  株式会社R&D支援センター 
日 時  2026年04月28日(火) 10:30~16:30
 ※本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。 
聴講料  1名につき 55,000円(税込、資料付き)     
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。 
講 師  防衛大学 名誉教授/大阪公立大学 客員教授 工学博士 山本 孝 氏

受講の詳細や請求書等は、株式会社R&D支援センターよりご案内します。
◆受講料は、銀行振込にて、原則として開催日までにお支払い下さい。   
◆お申し込み後はキャンセルできません。ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
◆習得できる知識 
・なぜ日本メーカーは強いのか 
・積層セラミックスコンデンサ(MLCC)材料の基礎から応用 
・原料からMLCC積層体まで 
・内部電極/外部電極の進化 
・MLCCの高積層・高容量の技術 
・積層の技術、その問題 
・MLCCの信頼性技術
◆趣旨 
 生成人工知能【AI】が令和5年後半から空前のブームになり今日【AI】の言葉を聞かない日は無い。 
 5Gは様々な業界で利用されている。その次の技術である【6G】は【AI】と更に一体化しサイバー空間と現実世界(フィジカル空間)との融合を目指している。 
 また、自動運転【レベル4】実現には、電気自動車・ハイブリッド車【EV・HV】の台頭で、大電力と電子制御装置(ECU: Electronic Control Unit)の高温環境といった特有の要求が起こってきている。 
 つまりこれから【AI・6G・EV・HV】の融合時代が到来すると言える。 
 受動部品の代表である積層セラミックスコンデンサ(MLCC)は【AI・6G・EV・HV】に対応すべく、小型・大容量・高性能・省電力・高信頼化が進んできた。特に、Ni内電MLCCはNi金属の低コスト化を特徴にして大容量・高性能・省電力・高信頼化が急速に進んだ。令和6年1月、長辺=0.16mm、短辺=0.08mmの「016008」サイズで、現在最小の0201タイプ(0.2×0.1mm)と比べて体積は1/4ほどになるMLCCが発表された。一方、生成人工知能【AI】サーバー向けの半導体チップに1608タイプ(1.6x0.8mm)の100μFの大容量MLCCの量産が発表された。 
 当講座では "MLCCの高積層技術、高信頼性技術" を中心に幅広く、かつ詳細に解説を行なう。

◆プログラム 
1.移動通信システムの進化/自動運転レベル3、自動運転レベル4 
2.AIサーバー用大容量MLCCの必要性 
3.民生用/車載用MLCCサイズの変遷/MLCCの温度特性:車載用/生成AI 
4.コンデンサのDC電圧依存性(Class1 vs Class2 MLCCの温度特性/DC特性/温度上昇) 
5.スマートホンに搭載される電子部品の個数/自動車に搭載されるMLCCの個数の変遷 
6.ムーアの法則は生きているか、そろそろ飽和?ロジック半導体の微細化ではムーアの法則は生きている 
7.MLCCの世界ランキングと市場、MLCC事情、MLCCの世界ランキングが変わる 
8.Ni-MLCCの商用化でIEEE Milestone賞を受賞 
9.MLCCをLCR等価回路で考えると、低ESLコンデンサの利用、Lキャンセルトランス 
10.Lキャンセルトランスで、ノイズ対策、近傍アンテナ間のノイズ対策、なぜノイズが消える 
11.MLCC材料から見たBaTiO3+希土類+アクセプタ+固溶制御材+焼結助剤の歴史 
12.MLCCの小型化、容量密度の進化、誘電体層薄層化の進化 
13.MLCCの進展方向、小型化、大容量、高信頼性、自動車用コンデンサの要求性能 
14.Ni-MLCCの製造プロセス、グリーンシートの技術動向 
15.高信頼性MLCCに必要なこと、微小粒径、コア・シェル構造の利点 
16.BaTiO3の誘電率のサイズ効果/小型・大容量化の課題、コアシェル構造の効用 
17.薄膜用MLCCに求められる特性、水熱BaTiO3、修酸法BaTiO3 
18.微少・均一BaTiO3のためのアナターゼTiO2、アナターゼTiO2の合成法 
19.固相反応によるBaTiO3の反応メカニズム 
20.水蒸気固相反応法、水を介してBaTiO3の低温反応/水で加速する室温固相反応(BaTiO3)/Cold sinteringは実用化できるか 
21.粉砕と分散とは、メデイアのサイズ、メデイアの材質 
22.微小ビーズ対応ミルによるナノ分散テクノロジー最前線
23.分散技術/分散質の種類と分散系/分散機構の概要 
24.MLCC分野におけるポリグリセリン誘導体の検討、MLCC用添加剤材/MLCCへの適用、MLCC焼結体への効果 
25.BaTiO3ナノキューブの開発と適用、BTナノキューブ/グラフェン積層体のMLCC適用 
26.RFプラズマ法による複合ナノ粒子合成 
27.分級、MLCCの内電Ni粒子に最も重要な技術/Niナノ粒子の作り方(分級の役割)
28.MLCCでもう一つ重要な要素、内部電極と外部電極 
29.高積層・高容量MLCCのためのNi内部電極用Ni微粒子 
30.供材の効果(Ni電極と誘電体の線膨張係数差を如何に少なくする) 
31.2段焼成法のNi内部電極の効果、カバーレッジの向上 
32.Ni内部電極の成形メカニズム(膜断面の観察)、Ni内部電極の連続性(カバーレッジ)向上のメカニズム 
33.熱プラズマNi微粒子の合成、粒度分布、表面不活性 
34.Ni電極への添加効果(Ni-Cr、Ni-Sn)、Ni-Sn内電MLCCの特性、Ni-Sn内電MLCCの特性、Ni-In内電MLCCの特性 
35.Ni電極印刷法(グラビア印刷)、プラズマ法、微粒子コーテイング法 
36.MLCC外部電極(高温対応) 
37.セラミックスコンデンサ(MLCC)の温度特性 
38.X8R規格のMLCC、(Ba、Ca、Sn)TiO3の特性評価、Caの役割、Snの役割 
39.X8R規格のMLCCの他の方法、応力印加効果 
40.電圧印加で容量が増加するMLCCとは、PZT薄膜のキュリー点が600℃???歪エンジニアリング/”Strain Engineering” 
41.導電性高分子コンデンサ、フィルムコンデンサ、シリコンキャパシター 
42.2022 Taiwan-Japan Passive Component Technology Symposium 
43.積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の信頼性/BaTiO3の絶縁性 
44.絶縁破壊と絶縁劣化/BaTiO3の絶縁性を上げるための添加物の役割 
45.置換サイトの基本は絶縁性、BaTiO3のどのサイトに入る、置換サイトの同定法 
46.BaTiO3の高温電気伝導に与えるBa/Ti比、希土類効果 
47.MLCCの絶縁劣化メカニズム/絶縁抵抗:時間、HALT結果 
48.コア・シェル構造の絶縁抵抗依存性/Cu、Sn固溶Ni-MLCCの絶縁抵抗時間変化 
49.誘電体の導電メカニズムの分類/薄膜、MLCCのリ―ク電流依存性 
50.ショットキー電流とプールフランケル電流/Cu-MLCCとNi-MLCCの特性の違い 
51.劣化時のリーク電流の変化について/酸素欠陥評価法:熱刺激電流 
52.交流インピーダンス・等価回路法による評価、MLCC、SOFCに適用 
53.圧電応答顕微鏡(PFM)、接触共振-圧電応答顕微鏡(CR-PFM)、KFM法による表面電位測定 
54.酸素欠陥(熱刺激電流)による酸素欠陥の評価 
55.MLCCの絶縁抵抗劣化に及ぼすLa添加効果 
56.セラミック/内部電極界面、粒内、粒界を流れる電流、JE特性による分類 
57.まとめ 
付記1.最近のMLCC研究動向 
付記2.現象論的熱力学を用いたBaTiO3の特性シミユレーション  
≪質疑応答≫
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